お茶の水女子大学ライフワールドウォッチセンターからのご案内です。
公開講座 「化学産業特論」
高分子の研究開発と国内・海外工場での生産に関し、基本技術や重要事項を 経験豊かなベテラン講師陣が判りやすく解説します。
化学産業は、20世紀の高度経済成長期に大きくその生産能力を伸ばすとともに、高分 子分野に見られるように、製造から最終製品までの長いバリューチェーンの要所で多く の産業を生み出し、育ててきた。
21世紀になって、製品開発を取り巻く環境は大きく変 わろうとしているが、今一度ここまでの化学産業、特にプラスチック・ゴム産業における 要素技術の歩みを振り返るとともに新しい動きを掴み、将来を展望する。
具体的にはポ リエチレンなど汎用高分子と、TV、スマートフォンなど各種電子製品に使われる機能性 高分子を中心に、各要素技術について具体的に初心者にも理解しやすく解説する。ま た海外での工場建設や、海外での工場・研究所の運営に従事した経験者が、異文化の䛾中で事業展開に必要な基礎的事項を盛り込んで説明する。
4月12日から毎週水曜18:30 – 20:30 全15回
化学と化学産業と石油化学工業
石油化学工場の運営とグローバル化の課題
汎用プラスチックの工業的製造方法
ポリマー製造のための触媒と重合反応の基礎
高分子の多様性
化学産業における計算材料科学の歩みとその実例
汎用プラスチック高性能化のための構造設計
高分子製品長持ちの科学
CAE技術を用いた樹脂製品の設計・開発
ゴムの構造制御による高性能製品開発
新しいエレクトロニクスの芽生え
マラリア対策のためのプラスチック加工製品
不思議エンプラの科学
バイオ技術を利用し、化学と触媒技術で作る基幹化学製品
グローバル化と人事制度
シラバスはこちら 2017年度化学産業特論シラバス(改201701)
詳しくは http://www.cf.ocha.ac.jp/lwwc/event/d003216.html
をお読みください。
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