AIMPLAS社、アテネでCO₂捕捉ハイブリッドパイロットプラントの稼働を開始

本ニュースはSpecialChemが発信している業界情報の一部を翻訳したうえで掲載しています。

経済の脱炭素化は、国連グローバル・コンパクトのSDG13にも掲げられているように、社会の大きな課題の一つです。この課題に対応するため、プラスチック技術センターAIMPLASは、地球温暖化を生み出す温室効果ガスの排出削減に役立つ効率的な産業用炭素回収技術の開発を目的とした欧州CARMOFプロジェクトをコーディネートしています。

CO2回収率80%以上

アテネ(ギリシャ)のTITANセメント工場に設置された、最大350トンCO2/年を回収できるCARMOFハイブリッドパイロットプラントは、5年間の作業を経て、このほどプロジェクトが終了し、完全に稼働しています。このプラントは、排ガス(14%のCO2)から80%以上のCO2回収率と96%以上の純度を達成しています。このパイロットプラントは、異なる膜や吸着材の構成をテストできる唯一のハイブリッドプラットフォームであり、実際の産業環境におけるハイブリッドプラントの性能に関する知識を高めることができます。

 

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