コンサルタントの部屋(八木大介)
氏名・所属
氏名:八木 大介(やぎ だいすけ)
所属:株式会社エムニ 執行役員
略歴
- 2018年3月 東京大学大学院 総合文化研究科 広域科学専攻 修士課程 修了(J-PARCでの素粒子物理実験に従事し、検出器の開発、放射線計測、データ収集システムの構築を担当)
- 2018年4月 株式会社日立製作所 研究開発グループ 入社。製造現場のデータ解析と機械学習システムの研究開発に約7年間従事(~2025年1月)
- 2025年2月~現在 株式会社エムニ 執行役員
日立製作所での主な業務
- プラスチック射出成形:リサイクル材の材料特性の変動に応じて、品質安定化につながる成形条件を自動で導き出す機械学習システムを開発。品質ばらつき70%低減を実証し、再生材を外観に使用した製品の量産化に貢献(同製品はGOOD DESIGN賞を受賞、同技術はプラスチック成形加工学会のポスター賞を受賞)
- 再生プラスチックのトレーサビリティ:蛍光指紋分析と機械学習を組み合わせ、黒色を含む再生プラスチックの再生材含有率を非破壊で推定する技術を開発(同技術はプラスチック成形加工学会のポスター賞を受賞)
- 機能性フィルム製造プロセス:最終検査で検出された欠陥の原因を、各工程のセンサデータと過去の対策履歴から推定し、対策を推薦するシステムを開発。生産停止時間50%短縮を実証し、現場に導入
- 金属切削加工:マイクと振動センサのデータを組み合わせた異常検知技術を開発。休憩時間中の無人運転を実現し、生産能力を向上
- パワー半導体の後工程:品質向上に向けた工程間データ分析基盤の内製化を支援
現職での主な業務
- 製造業のお客様に対し、生成AIの活用を、課題の整理・ロードマップ策定からシステム開発のプロジェクトマネジメントまで一貫して推進(技術伝承、ナレッジ検索、設備保全、文書・データの活用など)
- 製造業の経営層・実務者向けに、生成AI・AIエージェントの研修や講演を実施
保有資格・学位
- 修士(学術) 東京大学大学院 総合文化研究科
- JDLA E資格(2019#2) 日本ディープラーニング協会
得意分野
研究開発(物理・データサイエンス)と製造現場の両方の経験を持ち、「現場のデータ × AI」でものづくりの課題を設定し、解決するまでを得意としています。特にプラスチックの成形加工とリサイクルの分野では、自ら研究開発した技術を量産に結びつけた経験があります。
- プラスチック射出成形へのAI活用(成形条件の最適化、リサイクル材を使った成形品の品質安定化)
- 蛍光指紋分析などの分光データとAIを組み合わせた、再生プラスチックの評価・トレーサビリティ
- 製造現場のデータ解析・機械学習(異常検知、不良の要因推定、プロセス条件の最適化)
- 生成AI・AIエージェントの製造業への導入(技術・技能の伝承、ナレッジ検索、文書・データの活用)
- 研究開発のテーマ設定から現場導入・効果検証までの一貫した推進(ロードマップ策定、プロジェクトマネジメント)
ホームページ
なし
連絡方法
メール:dahlia1102●gmail.com(迷惑メール防止のため、●を@に置き換えてください)
自己PR
日立製作所の研究開発グループで約7年間、製造現場のデータ解析と機械学習システムの研究開発に取り組んできました。なかでもプラスチック射出成形では、リサイクル材のロット間の材料特性のばらつきに応じて成形条件を自動で最適化するAI技術を開発し、品質ばらつき70%低減を実証、再生材を外観に使った製品の量産化に貢献しました。また、蛍光指紋分析とAIを組み合わせ、黒色を含む再生プラスチックの再生材含有率を非破壊で推定する技術の開発にも携わりました。
現在は、生成AIおよびAIエージェントを製造業の現場で活用する取り組みを推進しています。熟練者の技術・技能の伝承、社内に眠る文書やデータの活用、成形不良などのトラブル対応の支援など、生成AIで解決できる課題の幅は大きく広がっています。プラスチック業界にも、生成AIが大きな価値を生み出せる適用先が数多くあると考えています。
大学院で素粒子物理実験に携わって以来、データに基づいて立場に関係なく公平に議論することを大切にしてきました。材料・成形加工・金型・リサイクルの現場の課題に向き合い、成果につながるAI・データ活用を、課題の整理から一緒に考えます。お気軽にご相談ください。
主な著作
- 八木 大介 ほか「射出成形プロセス条件の最適化によるリサイクル材の成形品品質安定化」『成形加工』34巻11号 pp.419-422(2022年)
- 八木 大介 ほか「マイクおよび加速度センサによるピーリング加工中のびびり振動異常検知技術」第19回評価・診断に関するシンポジウム講演論文集(2021年)
- 八木 大介 ほか「再生プラスチックの利用拡大に貢献する蛍光指紋分析を活用した再生材含有率の推定技術」応用物理学会 GXコラム(2025年8月)
- 共著『プロセスインフォマティクス~データサイエンスで変わる材料開発と製造~』情報機構(2024年)
- 共著『プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術』技術情報協会(2024年)
- 特許出願15件以上(PCT国際出願を含む)
主な講演・受賞
- プラスチック成形加工学会 第29回秋季大会 学会賞 受賞
- プラスチック成形加工学会 第32回秋季大会 ポスター賞 受賞(2024年11月)
- 国際プラスチックフェア(IPF Japan) 招待講演
- 第30回高分子分析討論会 特別講演(2025年11月)
- 公開セミナー「製造業における生成AIとAIエージェント活用の最前線」登壇(2026年4月)
- インターフェックスWeek大阪 2026 DXフォーラム 講演「製造業における生成AI活用最前線 ~80超のPJで培ったAI-Ready化技術と実践事例~」(2026年9月)
研究紹介
- 日立製作所 研究開発ブログ「リサイクルプラスチックの品質を安定化するAIで資源循環の課題に立ち向かう」
- 研究紹介動画「デザイナーと研究者の挑戦【サーキュラーエコノミー時代のモノづくり】」
- 応用物理学会 GXコラム「再生プラスチックの利用拡大に貢献する蛍光指紋分析を活用した再生材含有率の推定技術」


