コンサルタントの部屋 (相根敏裕)
名前・所属
氏名:相根 敏裕 (サガネ トシヒロ)
略歴
学歴など
・洛星高等学校(京都)卒業
・京都大学工学部高分子化学科卒業(1979年)
・京都大学 大学院(高分子化学専攻)修士課程修了(1981年)
・京都大学 工学博士号取得(高分子化学)(1993年)
・米国マサチューセッツ大学 高分子科学科 客員研究員(1986~89年)
・Die Makromolekulare Chemie 論文審査委員(1987~95年)
・(株)グロービス・ビジネス・スクール「MBAマネジメントコース(6ヶ月コース)」修了
・一橋大学大学院 商学研究科「経営マネジメントコース(6ヶ月コース)」修了(伊丹敬之教授(元、東芝経営刷新委員会委員長)が主宰)
職歴など
1981年に三井化学(株)に入社。高分子材料に関わる研究開発・人事・広報・営業・戦略策定・事業の責任者、および、グループ会社の常務取締役経営戦略統括部門長・CTOなどに従事。2021年2月まで、約40年間、企業に勤務。
2021年4月にプラスチック・高分子材料の技術・戦略に関わるコンサルティング業を立ち上げ。
保有資格・学位
博士号(工学、京都大学) 取得 (専門: 高分子化学
危険物取扱者免状(甲種)
得意分野
◇経営戦略/事業戦略の策定・実行にかかわる助言・支援を行います。
(特に、マーケティング戦略論、 投資経済性評価論を活用)
◇高分子合成、高分子物性、高分子材料設計の知恵を駆使した、新規事業立ち上げ支援を行います。
◇ さらに、次のような不具合をお持ちの皆様の「お悩み」を解決致します。
(1) プラスチックの基礎的な知識を教えてくれる人がいない。
(2) 新製品・新規用途の開発がなかなか進まない。
(3) プラスチック・高分子材料に関わる技術伝承が社内で、できていない。
(4) 材料の特性をサイエンスで語れる人がいない。
(5) 戦略策定の標準的な技法が使える人材が社内にいない。
(6) レポート・戦略資料などの論理構成が今一歩で、さらに、正しい日本語で書かれていない。
(7) 事業化に向けた投資の採算性を財務的に正しく評価できる人がいない。
ホームページ
準備中
連絡方法
tnsagane●sepia.ocn.ne.jp (●を@に替えてください)
自己PR
◇弊職は、三井化学(株)およびその事業会社である三井化学ファイン(株)など、化学業界に約40年間在籍。この間に、高分子材料の基礎研究・応用開発・事業企画・事業マネジメント(営業部長)・研究マネジメント(研究所長)を経験してきました。
◇これまでに培ってきた事業戦略の策定・実行、新事業立上げの経験、および、化学技術・高分子材料に関わる知識・知恵・経験は、今でも日本の化学企業で活用していただけるレベルにあると自己分析しています。
◇特に誇れる過去の実績は次の通りです:
(1)得意とする論理的思考力・戦略策定力・投資経済性評価力を、会社経営・事業運営に活用してきたこと。
(2)博士号を有する高分子科学の分野においては、世界でもトップレベルの知識と経験を活用し製品開発・市場開発を指揮・指導・実績化してきたこと。
(3)日本において数少ない、「経営の分かる技術者」かつ「技術の分かる経営者」を実践してきたこと。
弊職のコンサルティングの特徴
プラスチック・高分子材料の分野において
・サイエンスの基礎から用途・製品物性(特性)に至る、幅広い範囲における知識と知恵を持っています。
・企業での30~40年の実務経験を活かし、皆様が望まれる的確なソリューションを提供します。
・米国勤務、海外大手化学メーカーとの協調の経験を活かし、グローバルな視点でのソリューションを提供します。
・技術に偏重するとなく、戦略マネジメント・マーケティング・ファイナンス・アカウンティングなど幅広い領域のソリューションを提供します。
・日本の高分子化学の発祥である京都学派の人脈を持っており、幅広い課題に対応いたします。
具体的なコンサルタント業務の例
① 顧問業務
・目標とする物性を備えた〇〇〇樹脂の製造技術開発(化学メーカーでの技術指導、頻度:2回/月)
② スポットコンサルティング業務
・特定の機能を持った樹脂の新規用途探索(化学メーカーでの技術・市場開発指導、頻度:不定期)
③ 人材育成(社員教育)業務
・プラスチックの基礎知識(合成・物性・応用) (セミナー形式、頻度:1回/月)
・事業の採算性をサイエンスで考える技法(同上)
・理系の作文技術 (同上)
・事業戦略の策定技法 (同上)
その他
信条
・事実(科学的根拠)に基づいて、論理的に、戦略的に
・着眼大局、着手小局
・人に対する思いやりを大切に
高分子科学に関する論文・著書・特許
投稿論文数: 10報(すべて英文)
著書: Toshihiro Sagane, “Synthesis of Amorphous Polymers with Rigid Main-Chain or Pentant Structures By Cationic Polymerization”, 1992(京都大学に提出した博士論文、国立国会図書館などに寄贈)
特許 ・・・・・国内出願特許: 133件、 海外出願特許:305件