超臨界水を用いた新しい環境配慮型プラスチックリサイクル技術(3月3日)

本ニュースはSpecialChemが発信している業界情報の一部を翻訳したうえで掲載しています。

超臨界水を用いた新しい環境配慮型プラスチックリサイクル技術

バーミンガム大学は、ストップフォード社、技術事業会社と共同で、混合廃棄プラスチックのリサイクルのための破壊的プロセスのさらなる開発を可能にするため、UK Research and Innovation (UKRI) のSmart Sustainable Plastic Packaging (SSPP) Challengeから資金提供を受けることになりました。

サーキュプラストは、リサイクル率を向上させることで、既存のリサイクルプロセスの大きな制約を克服し、機械的に回収した材料では現在達成できないレベルまで、機能性を維持しながらプラスチックのリサイクル含有率を高めることを可能にすると期待されています。

プラスチックのリサイクルを可能にするグリーンソルベント

サーキュプラストは、超臨界水をグリーンソルベントとして使用し、リサイクルが困難な混合プラスチック廃棄物を化学原料としてプラスチック製造に再利用する環境に優しい技術で、廃プラスチック処理に真の循環型アプローチを提供します。

このプロジェクトでは、スケールアップしたプロトタイプを開発し、新しい超臨界水(374.5℃、22気圧の臨界点を超える水)プロセスをテストする予定です。このような条件下では、水はリサイクル不可能なプラスチック廃棄物の混合物を無差別に溶解・分解し、新しいプラスチック製造の原料となる付加価値の高い材料に変えるための理想的な環境を提供します。

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