この記事はNPE 2024の事務局からプレス向けに発信された情報を翻訳してお伝えしています。
フロリダ州オーランド発 – NPE2024:The Plastics Show(プラスチックショー)は、アメリカ大陸最大のプラスチック見本市です。このプラスチック見本市で実施されたリサイクル活動の最終リサイクルデータが発表されました。NPEは、リサイクルパートナーであるCommercial Plastics Recycling, Inc.、Conair、WEIMAと協力し、見本市で回収したプラスチックの100%を再利用するという目標を達成しました。516,160ポンドのプラスチック、段ボール、アルミニウムがリサイクルされました
さらに主要リサイクルデータには以下が含まれます。
プラスチックの追加リサイクル量は118,565ポンドで、NPE2018と比較して29%増加しました。
・NPE2024のリサイクルプログラムに参加した出展者は105社で、NPE2018から12.9%増加しました。
・NPE2024は、ショーでフィルムと参加者のバッジをリサイクルした最初の年となりました。
・NPE2024では、11,713ポンドのHD/LDPEフィルムが回収され、オフサイトでリサイクルされました。
「NPE2024でリサイクル目標を達成できたことは、プラスチック業界全体にとって素晴らしい成果です」と、プラスチックのサステナビリティ担当副社長のパトリック・クリーガー氏は語りました。「これは、出展者およびリサイクルパートナーの皆さまのご協力なしには実現できませんでした。プラスチック素材が無駄にならないよう、また、今後のプラスチック見本市の新たな基準を確立できるよう、ご協力いただいた皆さまに感謝いたします。
さらに、NPE2024で発生したリサイクルが難しいプラスチック3,700ポンド(約1,675kg)は、高齢者や障がい者の支援を行う非営利団体ヘルパートゥイティ(Helpertunity)に寄付されました。同団体は、フロリダ州オーランドの地元の老人ホームで高齢者のアートプロジェクトのためにプラスチックくずを再利用しました。アート作品は、さまざまな樹脂や混合されたリサイクル不可能なプラスチック(水のボトル、食べ残し、使用済みのコーヒーカップ、段ボールなど)で構成されていました。アーティストたちは、この廃材の一部を使って装飾ランプも制作しました。
プラスチック工業協会(PLASTICS)は、プラスチックのサプライチェーン全体をサポートする唯一の組織であり、機器サプライヤー、材料サプライヤー、加工業者、リサイクル業者など、米国の5480億ドル規模の業界で100万人以上の労働者を代表しています。 PLASTICSは、能力の向上やリサイクル、持続可能性の進歩につながる技術への投資に専念する会員の優先事項を推進し、私たちの生活の保護と安全を可能にする不可欠な製品を提供しています。1937年以来、PLASTICSは、教育的な取り組み、業界をリードする洞察やイベント、機会の創出、政策提言などを通じて循環型社会の実現を支援しながら、会員企業および米国第7位の製造業であるプラスチック業界の国際競争力の強化に努めています。その取り組みには、南北アメリカ大陸最大のプラスチック見本市であるNPE2024:The Plastics Showも含まれています。
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