コンサルタントの部屋(岡田きよみ)
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氏名・所属
氏名:岡田 きよみ
所属:あなりす(分析サポート会社、代表)
略歴
学歴
1984年 大阪大学 基礎工学部 化学工学科卒業
1991年 仏教大学(通信) 社会福祉学部 社会福祉学科卒業
2015年 京都工芸繊維大学 研究科 先端ファイブロ科学専攻 博士後期過程卒業
職歴
1984-2005年 王子ホールディングス株式会社 (上級研究員)
<神埼製紙入社→(合併)→新王子製紙→王子ホールディング>
画像用感熱フィルムの開発および分析業務に従事
2006-2016年 株式会社 パーキンエルマージャパン (シニアスペシャリスト)
分子分光機器の測定・解析およびトレーニング業務に従事
2016-2019年 京都大学 工学研究科 (特定研究員)
セルロースナノファイバープロジェクトに従事
2018年- 分析コンサルタント会社「あなりす」を設立
保有資格・学位
工学博士
得意分野
分子分光分析(FT-IR)
事業内容
「あなりす」は、化学分析コンサルティング、異物分析、FT-IR分析の会社です。
<主なサービス内容>
(1) 技術指導・支援
(2) セミナー
(3) 受託分析(異物分析 / IR分析)
(4) FT-IRを持ち込んでの訪問分析・分析指導
<企業の方、個人の方、人材育成担当の方へ>
- 「製品の中に異物が混入している」とのクレームが来たため、異物を特定したい。
- 外部委託により得られた分析結果を十分精査し、自社の開発・生産に役立てたい。
- 顧客に理解してもらえるよう分析結果を説明できるか不安がある。
- 保有している分析機器を十分に活用したい。
- 分析部門設置のための人材育成を進めたい。
- 目的とする分析ができるかどうか教えてほしい。
- 分析機器を借りて分析したいが、測定解析手法がわからない。
- 自分たちの業務への“分析”の役立て方を知りたい。
- 分析の知識を身につけたいが何から始めていいかわからない。
- 分析業務に精通した人材を育てたいが、育成方法がわからない。
お客様が抱えているこのような課題をともに解決することによって、お客様の可能性を広げるお手伝いをさせていただきます。
2019.05「令和」より、FT-IR装置の使用が可能になりました!
<FT-IR装置の使用および分析指導>
簡易FT-IR装置(ATRアクセサリー付き)
固体(フィルム状、粉状、ブロック状)、液体の測定可能
異物分析、材料分析、成分分析 などの有機物分析が可能
データーベースも充実しています。
FT-IRは、汎用性があり、測定簡易(ボタン3つ押すだけでOKです)な装置です。
簡易マイクロスコープ(60倍~250倍)
まずは、よく観察するところからはじめましょう。
装置は、京都の四条河原町から徒歩10分の事務所に設置しています。
(〒600-8028 京都府京都市下京区 河原町 通 松原 下る 植松 町 717 幸 兵 ビル)
サンプルを持ち込んでの測定、その場での分析指導、FT-IRでのデーターベース作り など、お気軽に装置を操作してTRYできます。できるところは、ご自分でやり、解析のみの依頼も可能ですし、すべてお任せの依頼分析も可能です。分析相談も承っております。
是非、皆様方の技術力向上にお役立てください。
ご利用の際は、必ず事前連絡いただき、詳細確認の上、お越しください。
ホームページ
連絡先
ホームページの「お問い合わせ」よりご連絡ください。
自己PR
大学を卒業してから企業と大学の中で働いてきました。
その中で私が常に意識してやってきたことは、「なぜ?」「なに?」の追求です。
<やっているようでやられていない:「なぜ?」「なに?」の追求>
- 成形条件は変わるっていないのにうまく作れない。→樹脂材料が変更されていた。
- 樹脂材料、成形条件は変わっていないのにうまく作れない。→添加剤が変更されていた。
- 製品に異物が発生した。→樹脂中顔料の分散不良。
現場では、このようなことがたびたび起こります。いずれも連絡不足、ということかもしれませんが、不良製品が発生してからでは大きな不利益がでます。
不良品が出る前に現場でチェック方法を知り、実行することが大切です。これも分析の仕事の1つで、これらは簡易操作の分析機器を使用して、2つの形状比較ができればチェック可能です。
- 成形品のスキン層は、どのぐらいの厚みで内部層と何がちがうのか?それが製品強度にどのような影響を及ぼすのか?
- 他社品は性能がいいが、何が違うのか?製品構成はどのような材料を使用して、どのような構成なのだろうか?
このような疑問を調べていくのも分析の仕事であり、これらの疑問の答えを見つけることで自社品の特徴が再認識でき、開発の仕事と繋がります。
「なぜ?」「なに?」を知る事は問題を解決するだけではなく、歩留まり向上対策にも繋がりますし、新製品の開発にも繋がります。
それゆえ、10年ほど前まではあまり脚光を浴びなかった分析業務が、近年では、その重要性が認識されてきました。
分析部署を持たない企業も多く、以前の技術継承がされていない企業もあります。もう一度、放置されている「なぜ?」「なに?」を見直して、解決することによって、次のチャンスに繋げてみませんか?
様々な「なぜ?」「なに?」の中にまだまだ企業発展の鍵があります。
私は、画像用フィルム開発や塗工という分野で実際の現場経験をし、その上で分析に関わってきました。さらに、FT-IR分析機器販売の技術担当、および大学のセルロースナノファイバープロジェクト研究員の経験から、多くの事例分析やコンサルを行ってきました。
FT-IR分析を軸にした総合技術サポーターとして皆様の可能性を広げるお手伝いをさせていただきます。